暗号化設定
GitLab 13.7 で導入されました。
GitLabは暗号化された設定ファイルから特定の機能の設定を読み取ることができます。サポートされている機能は以下の通りです:
-
受信メール
userとpassword。 -
LDAP
bind_dnおよびpassword. -
サービスデスクの電子メール
userおよびpassword. -
SMTP
user_nameおよびpassword.
暗号化された構成設定を有効にするには、encrypted_settings_key_base に対して新しい基本鍵を生成する必要があります。シークレットは以下の方法で生成できます:
- Linux パッケージインストールの場合、新しいシークレットは自動的に生成されますが、
/etc/gitlab/gitlab-secrets.jsonにすべてのノードで同じ値が含まれていることを確認する必要があります。 - Helmチャートのインストールの場合、
shared-secretsチャートが有効になっていれば新しいシークレットは自動的に生成されます。そうでない場合は、シークレットガイドに従ってシークレットを追加する必要があります。 -
自分でコンパイルしたインストールでは、新しいシークレットを生成できます:
bundle exec rake gitlab:env:info RAILS_ENV=production GITLAB_GENERATE_ENCRYPTED_SETTINGS_KEY_BASE=trueこれは GitLab インスタンスの一般的な情報を表示し、
<path-to-gitlab-rails>/config/secrets.ymlに鍵を生成します。